暇だから理系大学生が今までに吸ったタバコの銘柄とオススメを書いてみる.
喫煙者の肩身が激狭なご時世ですが、ここであえてタバコに関する記事を書くことで異質さをアピールしていきます.
そういえば、私の親の世代だと大学生の大半はタバコを吸っていたみたいですね.2016年の現在では喫煙者は絶滅危惧種に指定されるほどになっているようですが、依然として私の周りは喫煙者が多いです.理系の大学だからでしょうかね?学生は勿論、教授も結構吸ってる人が多くてびっくりします、みんなストレス抱えてるのかなあ.
この一年間、様々なストレスに立ち向かうために一日一箱の喫煙を繰り返してきたわけですが、結構いろいろな銘柄を遷移してきたので、これまで吸った銘柄と感想を書いてみよう!!!ついでにタバコ初心者にオススメのタバコを書いて見るゾ
最初に書いておくけど、喫煙を勧める記事じゃないからね
何故かタバコを吸い始めてしまったけど、何吸ったらいいかわからないから参考にするぐらいの気持ちでどうぞ.
初期(2014/5 -)
タール :12mg 入数/1個:20本 ニコチン:1mg 価格/1個:460円
いわゆる赤マルというやつ.すごく濃厚な味わい、とにかく味が濃くてタバコのうまさに気づいてしまった記念すべきタバコ.副流煙がとても臭いので飲み会ではバッシングを食らうこと間違いなし.それでも吸い続けるのは、12mgというそれほど重くないタール量から展開される密度の高い香りの存在にほかならない.タバコを吸い始めた頃にこいつを吸うとヤニクラしてしまうこと請け合いです.
ウインストン・XS・キャスター・5
タール :5mg 入数/1個:20本 ニコチン:0.4mg 価格/1個:420円
次にハマったのがこれ、キャスターマイルド.
ちょっと前までキャスターマイルドっていう名前だったんだけど、今はWinstonシリーズに統一されたようです.赤マル→キャスターというおよそ標準的大学生なタバコ遍歴になっているのが笑える.こいつは副流煙があまり臭くなく、人によっては良い匂いに感じるみたい、飲み会で吸っても殺されはしないと思われる.
キャスターの特徴はなんといっても、ナチュラルなバニラフレーバーでしょう.味が甘いというわけではなく、いい具合に香りが甘いんです.それでいてブラックデビル(後述)のような激甘というわけではなく非常に吸いやすい.
このタバコから吸い始めたという人も多いのではないでしょうか、初心者はキャスターからはじめてみるのが良いかもしれないですね.
中期(2015/1 -)
ナチュラル・アメリカン・スピリット・ライト
タール :8mg 入数/1個:20本 ニコチン:1mg 価格/1個:480円
キャスターを吸い続けてしばらくしたところで、一日のタバコ消費量に驚く.
吸いやすくて軽いタバコって普通にチェーン・スモーキングしてしまうのが恐ろしいところで、お金が吹っ飛んでいくのです.しかもカラダに悪い…どうしようもないですね.そこで、次に開拓したのがいわゆるアメスピシリーズ.
アメスピの唯一無二の特徴は無添加であるという点、つまりカラダに優しいのです!!タバコなのに!!すごい!!一般の紙巻たばこは燃焼を促進するために添加物が含まれており、火が消えづらくなっているようなのですが、アメスピは違う.無添加だからめちゃくちゃ火が消えるのです!でもおかげで燃焼時間がとてつもなく長い、アメスピ1本吸ってる間に他のタバコなら2本は吸えるでしょう.一箱480円とお高めではありますが、燃焼時間の長さと相まってコストパフォーマンスは抜群でした.
味自体も、あぁこれが無添加かと感じさせる まさにタバコ本来の味わいで個人的には大好きでしたが、講義の合間に吸っちゃうと10分で吸いきれないので他のタバコに変えました.
ナチュラル・アメリカン・スピリット・ペリック・ボックス
タール :9mg 入数/1個:20本 ニコチン:1mg 価格/1個:480円
アメスピライトをしばらく吸っていて、なにか物足りなさを感じて乗り換えたのがこちら、アメリカン・スピリット・ペリック.
アメリカンスピリットに使われているバージニア葉を、オークウイスキーに1年間漬け込み発酵させたペリック葉が用いられている、なんともレア感を感じるタバコです.
表現しにくいのですが、クールスモーキング(非常にゆっくりとタバコを吸う吸い方)をすることで、非常に上質なうまみを感じることができます.吐き出すときに適度に煙を鼻に通すことによって、最高の香りを感じることができ、一度も吸ったことがない人にはぜひおすすめしたいタバコなのですが、コンビニだと扱っているところが少ない気がします.タバコ専門店なら間違いなくありますね.
ハイライト
タール :17mg 入数/1個:20本 ニコチン:1.4mg 価格/1個:420円
Huluを契約していた頃、友人に勧められて視聴した"12人の優しい日本人"というドラマ映画に登場していたのがきっかけで吸い始めたのがハイライト.日本が高度経済成長時代にサラリーマンを支えたタバコだそう.ラム酒フレーバーなので好みが別れるかと思いますが、個人的には好きな味でした.このタバコ、吸ってみるとわかるんですが味が雑な感じなんですよね、とにかくガツンときてよし頑張ろうみたいな.なんとも昭和のサラリーマンを感じることができてこの雑さがまた良いのです.ただ、タール17mgと結構重たいのでなれないうちはヤニクラするだろうなあ、友達がハイライトでめっちゃヤニクラしてたみたいな話があったなそういえば.
ピース(20)
タール :21mg 入数/1個:20本 ニコチン:1.9mg 価格/1個:460円
一時期大学が忙しすぎて、甘くて重いタバコを異常に吸いたくなる事態が発生し、しばらく吸っていたのがピース.タバコを吸わない人でも一度は聞いたことのある銘柄なのではないでしょうか、それだけ有名ですよね.21mgという重さのため、必然的にゆっくり吸うことになるんですが、この甘さは本当にハマった.キャスターもそうですが、変な甘さじゃなくて、なんていうんだろうアジアン雑貨店?(表現がおかしい)みたいなね.現実から逃避するには十分すぎる良いタバコです.
後期(2015/7 -)
エコー
タール :15mg 入数/1個:20本 ニコチン:1mg 価格/1個:280円
みんなが一度は通るタバコ、それが旧3級品タバコでありエコーである.
夜勤を始めた頃にお金を節約しようと思って吸い始めたタバコ、最近値上がりしましたがちょっと前まで250円でした.実はタバコを覚えた頃に一回吸ったことがあるんですが、その時は激マズすぎてすぐ友達にあげてしまった覚えがあります.しかし、ある程度いろいろが銘柄を吸ってくると、これがなかなか悪くない.一本目はマジでその辺の葉っぱを丸めて吸ったほうがマシなのではと思うのですが、一箱吸い終わる頃には割りとエコーでいけるじゃんという感想を抱いていしまうこと間違いなし!ちょっとクセのある香りとガツンとくる刺激が夜勤のエネルギーへとつながっていました、副流煙がくっさいので部屋の中では吸わないことを推奨します.お金がないときや夜勤のお供にどうぞ.
タール :10mg 入数/1個:20本 ニコチン:0.8mg 価格/1個:440円
この頃からオーソドックスなタバコをよく吸うようになる.言わずと知れたマイルドセブン改めメビウスです.考え事やタスクをこなしているとき、シンプルな味のタバコは思考の邪魔をしないので、仕事が捗るのです.変な味付けはなくシンプルに、それでいて突き抜けるようなスッキリ感を味わえるのがメビウスでした.
なんとなく10mgを吸っていましたが、味とタール量のバランスが最高なのは間違いなく8mgです.タバコ吸い始めの人から喫煙歴の長い人まで、多くの人に選ばれている理由はやっぱりあるんだなあと感じたタバコですね.
アーク・ロイヤル
タール :18mg 入数/1個:20本 ニコチン:1.2mg 価格/1個:440円
たしか友達が東京に来ていた時に、下北沢のビレッジ・バンガードで購入したのがこれ、アークロイヤル.宣伝POPにはパイプたばことバニラフレーバーが同時に楽しめるみたいなことが書いてあり、ほんとにその通り、アークロイヤルは一時期自分の中で最高にうまいタバコでした.フレーバータバコって基本的にはネタとして吸うようなものが多いと思うんですが、アークロイヤルは違いましたね.メインはパイプたばこの非常に上品な香り(パイプたばこ吸ったことないからあんまりわかんないけど 笑)とそれをかすかに支えるバニラの優しい香りがマッチして、高級ホテルの一室のような味わいを楽しむことができます.タール18mgと比較的重いにもかかわらず、まったくその重さを感じさせない吸い心地は、天使の羽ランドセルそのものを彷彿とさせます.
カフェで吸うタバコとして、しばらくハマってました.今でもたまに吸いますがやっぱり美味しい.コウキュウホテルノヨウナ…