元高専生のライフスタイル

大学編入した元高専生が何か役に立ちそうなことを綴っています.

Keiのオルタネータベルトにしてやられたけど三井ダイレクトのロードサービスに助けられた話

IMGP1186さて、今年の夏は車にやたらお金がかかりました.
8月後半に院試を終えた私は、意気揚々とKeiを車検に通すべくお金の準備を進めていました…そこに待ち受けていた運命とは…?!

車検前のバッテリーあがり

 院試を終えた私は意気揚々とスーパー銭湯へ向かっていました.
試験終わりの風呂は最高だな等と感じながら帰路についている最中、なんかライトが暗い…

自宅まであとちょっとのところでオーディオのランプがチカチカ点灯・消灯を繰り返す…あ、バッテリーがやばい.
スモールライトを駆使しながらギリギリのところで駐車場までたどりついて一件落着(してないけど)

それにしてもバッテリーが上がる瞬間って怖すぎるね、この時友達と一緒だったからよかったけど一人だったら泣いてたと思う.

搭載していたバッテリーがいつ交換したやつかわからないレベルでボロボロだったので、バッテリーがダメなのかなあと思い、翌日オートバックスで新品を購入.(約一万円)

いざ車検

新品のバッテリーを購入したことでとりあえず走るようになったので、とりあえず近所のガソリンスタンドに車検持ち込み.
ちなみにバッテリーがあがったのはオルタネータのVベルトがスリップしているのが原因らしい.
(※オルタネータとは車に搭載されている発電機のこと.エンジンとオルタネータはベルトでつながれており、エンジンが回ることでオルタネータが仕事をする.)

さて、ここでありえない事実が発覚する.

整備士「リアマフラー折れてますねこれ」

耳を疑った.3日前に見たときは大丈夫そうだったんだけどなあ、と思いつつ覗いてみるとマジで折れてる、これは笑うしかない.

色々と絶望を感じつつ見積もりを出してみたところ・・・

なんと19万円.

いやさすがに無理すぎ.と思って明細を確認してみたら
新品のマフラーが3万円で整備賃が5千円らしい.
マフラーは中古でいいのになあと思ったけれど、ここのスタンドでは中古部品を組み込むことができないというので、自分で中古品を購入し組み込むことも視野に入れつつとりあえず持ち帰り.

色々と思考を巡らせつつ車を走らせていると、

はい上がりましたバッテリー

今だから冷静に書けるけど、路上でバッテリーが上がったときはビックリしたね.(まさかオルタのベルトが完全に機能していないとはこの時思っていなかった)

この時、確か20時ぐらい.どうしようどうしようと思いつつ任意保険にロードサービスがついていたことを思い出してレッカーを呼びました.

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ちなみにこの画像は2回めのレッカーを呼んだ時.
つまり何を隠そう、この夏は2回もレッカーを呼んでしまったのだ.

さて、私は三井ダイレクトを利用しているのですが、ロードサービスのレッカーでは特に指定をしない限り、最寄りの指定修理工場に持ち込まれることになります.そんなわけで神奈川県の工場へレッカーされていきました.
ダイレクト系の任意保険って、サービスが悪いとか聞いたことがありますが、とりあえずロードサービスについては非常に迅速に手配してくれました.
三井ダイレクトさんアリガトウゴザイマス.

ところでこの夏は車で鳥取まで帰省予定だったので、この時友達が泊まりに来ていました.車検をサクッと終わらせて帰省する予定だった私たちは、車を失ったことによって、その後の数日間路頭に迷う事になりました.
車はないし台風は来るしで、カフェに行って一日が終わった日があったとかなかったとか.

レッカーされてその後

待つこと1日、Keiが緊急搬送された指定工場より連絡がありました.
この時まだオルタネータのベルトが原因なのかオルタネータ自体が故障しているのか分かっていなかったので、オルタが壊れていた場合に廃車にするか否かについて真剣に悩んでいたところ、どうやらオルタは生きている模様...

これは車検を通せる見込みが出てきたぞ、ってことで車検の見積もりもお願いしたところはじき出された数字は12万円.
この整備工場では中古の部品を使って修理ができるようなので、この金額に収まったようです.
人間の心理というのは恐ろしいもので、最初に19万円を突きつけられた後に12万円と言われると異常な破格に感じてしまうんですね、車検を通すことを即決してしまいました.

ちなみに、HN-11Sあたりの型番のSuzuki系の軽自動車はオルタネータベルトがVベルト仕様になっており、この仕様だとベルトが空転しやすく、プーリーとの摩擦によってベルトが摩耗、結果として発電不良を引き起こすという持病を抱えているらしいです.
また、メーカーからは対策品のキットが販売されており、VベルトをVリブベルトに交換することによって症状は改善されるとのこと.

以上の情報をインターネッツから得たにも関わらず、私は車検時のベルト交換にVベルトを選択してしまったのです.
まあさすがにそんなすぐ摩耗することはないだろうとタカをくくりながら…

車検明け&帰省

結局車検はVベルト交換、マフラー交換その他もろもろで12万円程度に収まりました.痛い出費でしたが、とりあえず不具合も改善されたししばらくは安心して乗れるかなあ…と思いつつ鳥取に向けて走行開始.
新しい一眼レフとともにカメラ旅を敢行してきました.

そして東京へ

東京から鳥取への道のり、鳥取での走行中も特に不具合は出ず、
オイル交換したら吹け上がりが良くなった気がしたりしつつ、充実した日々を送って東京へ帰ってきました.
鳥取-東京間のルートは下道のみで走行すると1泊2日では微妙に厳しいものがあるので、今回は御殿場あたりから高速道路で帰りました.
そして.無事に厚木ICを降りて調布へ向かう途中、疲れた身体を癒すためスーパー銭湯に向かうことに.自宅までは残すところ僅か、もはや旅は無事に終わるだろうと誰もが確信した次の瞬間.

なんかAUXのオーディオが途切れる.
さらにオーディオのバックライトがチカチカ.

二度のバッテリー上がりで学習をした私は、これはやばいとメインのヘッドライトを切る.このとき銭湯まで100mの距離だったので、とりあえず駐車場に入ったものの、完全な絶望感が身体中を駆け巡っていくのでした.
もうスーパー銭湯に何をしたか覚えていないレベル.たしか終電に近かったのでレッカーを呼ぶか自走して帰るかの選択を迫られていたんだと思う.

で、結局は自走して帰りました.
この時オルタネータのベルトは完全に死亡しておらず、高回転時のみ滑っているようだったので、しばらくアイドリングで発電し、ゆっくりゆっくり走行したところ無事に駐車場にたどり着くことができました.

二回目のレッカー

さて、一回レッカーを呼んだことでレッカー慣れしてしまった私は迷うことなくロードサービスを利用する判断を下すことができました.
本当はこんなことに慣れてはいけないんだけどね.

そして車検時と同じ工場に持ち込み、もうVベルトはこりごりだということでVリブベルトのキットを組み込み.(2.3万円)
こんなことなら車検の時から組んでもらえばよかった...後悔しきり.

あと車の電圧管理が以下に大切かを身にしみて感じたので、シガーソケットに取り付ける電圧計を購入(3千円)
これで車が止まる前にレッカーを呼べる…!

無事に修理が上がって、現在は割りと元気に走っています.
しかし整備工場によれば、時折オルタが発電不足になることがあるようで、オルタネータ交換も視野に入れたほうがいいそうです\(^o^)/

まあとりあえず現状は大丈夫そう.

この夏の教訓

・任意保険のロードサービスは良く確認しておくこと

・ダイレクト系の任意保険も迅速に対応してくれること

・やっぱり自動車は予防整備が大切!!
 安全はお金で買える!!

・古い車は電圧計を装備したほうが安心!

・色々壊れるけどやっぱり車は楽しい!

以上です.結局かかったお金は14.6万円.
飛行機で帰省したほうが安かったというね.車直ったからよかったけど.

めでたしめでたし.

ちなみに購入した電圧計はこれ 、FMトランスミッターに電圧計がついてる感じ.