元高専生のライフスタイル

大学編入した元高専生が何か役に立ちそうなことを綴っています.

Enterキーの反応が悪すぎて殴り飛ばしたくなったから分解清掃した

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遡ること一週間、私はPCの横に常備していた灰皿(:スーパードライの缶を半分にして生成したオーダーメイド)をキーボードの上にひっくり返してしまったのである.
すぐに掃除機で吸引したものの、その後ヱンター紀伊が思うように反応せぬ.これではプログラムも思うように組めないどころか、ウェブ検索もままならないではないか.

新しいキーボードを購入することも考えたが、なにせ4年間も使い続けたメカニカルキーボードである.ALPS偽軸とはいえ打鍵感も申し分ない.
これまで世話になったのだからキチンと掃除をしてやらねばと、本日は重い腰を上げてせっせと分解清掃を行った次第である.

 1.分解前の写真を撮影する

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スペースバーを外している最中に気づいたが、分解前のキーボードの配置を記録しておく必要がある.戻せなくなったら泣きながら不燃ごみを出す羽目になるのだ、こんなに恐ろしいことはない.

2.キートップを外していく

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キートップはマイナスドライバーで下からこじれば簡単に外れる.
それにしてもキートップの下が汚すぎて驚愕した.

メカニカルキーボードの場合、(メンブレンもかな?)
スペースキーやエンターキーなどの大きめのキーにはスタビライザと呼ばれる金属部品が付いていることがあるので、ぶっ壊さないように注意!!
私はエンターキーのスタビライザの座金を木っ端微塵にする荒業を披露しました.

3.洗浄&乾燥

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外したキートップは水洗いした後、中性洗剤で洗う.
その後、水気を取り天日干し若しくはドライヤアで強制乾燥すれば良い.

4.キーボード本体の清掃

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これが存外難関である.
メカニカルスイッチ間の清掃には綿棒などの道具があれば良いのだが、
自宅内を見渡す限りそのような道具がない...

結局、序盤はトイレクリーナーを丸めて清掃していたが、これがあまりにもちぎれて藻屑と化すのである.余計に汚くなっているのではないかという疑念すら抱いたので、おとなしく綿棒を買ってきた.
綿棒を買うという工程は非常に難易度が高いが、コレさえ乗り切れば快適に作業は進む.

この辺りで妥協してしまった.
当初の目的はエンターキーの復活なので、コレで問題ないはず、

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5.摺動剤でスムーズな動作を復活

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いまやどの家庭にもあるシリコンスプレーを摺動部に吹きかけてゆく.
特にスペースキーやエンターキー、Shiftなどのスタビライザに対しては徹底して行うと良い.[要出典]

6.キートップをはめて完成!!

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あとはキートップを元の配置に戻すだけ!
最初に写真を撮っておいてよかったと心底おもいましたまる

エンターキーは復活したし、打鍵音が静かになってよかったです.
これで心置きなくプログラムが書けるぞ!!!